研究内容
研究テーマは主に,金属板材のプレス成形シミュレーション予測精度の高精度化に関連することです.圧延加工により製造された金属板材は圧延方向に対する角度によって材料の特性が異なります.このような特性を実験的に取得し,有限要素プログラムに組み込むことで高精度化を試みています.材料特性の取得方法やモデル化など,これまでの多くの研究がありますが,まだ多くの課題もあります. 現在では,プレス成形シミュレーションはプレス技術に欠かすことができない重要な技術の一つですが,その予測精度は十分ではなく,さらなる予測精度の向上が求められています.材料モデルの高度化や金型モデルを含めた全体モデルの適正化などの研究テーマに取り組んでいます.
最近の研究テーマの例
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異方性降伏関数に関する研究
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高ひずみ域の応力ひずみ関係の取得に関する研究
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プレス成形中の金型たわみの影響に関する研究
- 4月:研究室歓迎会
- 5月:
- 6月:塑性加工春季講演会
- 7月:
- 8月:研究室合宿(2023年は伊勢志摩)
- 9月:他研究室合同中間発表会
- 10月:
- 11月:塑性加工連合講演会
- 12月:卒業論文一次提出,忘年会
- 1月:卒業論文提出
- 2月:卒業研究発表会,修士論文発表会,打上げ
- 3月:卒業式
穴縁の板厚分布の比較の例(腕の角度は圧延方向に対して22.5度,応力比 1:2)